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PRODUCT STORY商品開発秘話

インターナショナルウォレット

インターナショナルウォレットInternational Wallet

“海外でも使いやすい財布”

青山本店オープン当時、数あるラインナップの中で最初に製作したものが、当社の代表的なお財布である、このインターナショナルウォレットです。
今では、海外紙幣が日本の紙幣より一回り小さいことは当たり前となっていますが、当時の特にイギリス・ポンドは日本製のお財布からはみ出してしまうことがよくありました。紙幣がはみ出したお財布を持ち歩くというのは、使い勝手はもちろんのこと、安全面を考えても良い状態とは言えません。そこで「海外でもっと使いやすいお財布を作りたい」と構想を練り始めました。

海外出張で一番大変な事は、帰国後に待っている出張費の精算です。我々が度々訪れるヨーロッパへの出張は、2~3カ国に渡ることが多く、現在のユーロが導入される以前は、イギリスはポンド、フランスはフラン、イタリアはリラ(当時の通貨)と、それぞれ国別で換算レートが異なる為、領収書を分ける作業がとても大変でした。
そこでまず考えたのが、領収書を国別に分けられる仕切りポケットがあったら精算がスムーズに行えるのではないか、と言う点でした。
何処に仕切りポケットを付けるか、ポケットが幾つ必要か、1回の出張で2ヶ国~3ヶ国位分を想定し、検証を重ねた結果、3つの仕切りを付けようと考えました。そして、デザインを活かしつつ、見た目にもスッキリ収まる場所は、小銭入れのポケットの下が一番良いと思い、開発を進めていきました。

“小銭入れを左側へ”

一般的なお財布の小銭ポケットは、右側縦に付いているものが多いですが、ブルックリンでは右利きの方が使いやすい様、ポケットを左側に付けることにしました。 そうする事により、小銭入れの奥まで見え、小銭の出し入れがスムーズに行えるのではないか、と思いました。 そして、マチ幅も広くし、フラップの所で小銭が受けられる様にする事により、小銭が確認しやすくなるのではないか、など“使い心地”に徹底的にこだわり、検証していきました。

“トータル力を考え抜いた仕切りポケット”

海外出張用としてだけではなく、帰国後、国内で使用する際には、3つの仕切りポケットの1つ目は個人の領収書、2つ目は仕事関係の領収書、3つ目は免許証やカードなどを収納でき、国内用としても活用できる様、想定し、作りあげていきました。

製作の過程で、パーツの重なる箇所が多いため「職人さん泣かせの商品だね。」と言われましたが、職人さんの“良いモノを作りたい”という気持ちが一つになり、2001年に初めて商品化する事が出来ました。職人さんにはとても感謝しています。 ネイビーやグレーのスーツのポケットから、こんな綺麗なお財布が出て来たら、周りの人の目を引く事間違いなしです。