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PRODUCT STORY商品開発秘話

トートバッグ

トートバッグTote Bag

“多様な表情を見せるトートバッグ”

ブルックリンオリジナルトートバッグは、2002年3月、青山本店がオープンする際に、問屋として24年間培ってきたノウハウを集結して作った鞄です。

このトートバッグが生まれた理由。
そもそも、トートバッグは “何でも沢山入れられる便利なバッグ” という大きな利点があります。しかし、「ビジネスシーンにおいて、鞄が使い易いことは絶対条件なはずなのに、なぜビジネスでも使えるトートバッグが無いのだろう」と疑問に感じていました。なぜならば、一般的なトートバッグは “見た目がカジュアルな為、ビジネスに向かない” というイメージが強かったからだと思います。そこで、トートのつかいやすさを活かし、尚且つ「スーツスタイルに似合うレザートートバッグを作りたい」と、思いを巡らせました。カジュアルなイメージが強かったトートを “いかに上品に仕上げるか” が商品化へのカギとなりました。

“シルエットをスマートに”

まず、大切にしたのはシルエットでした。 特にマチ幅は重要だと考えました。 どの角度から見ても、人とバッグのバランスが取れ、綺麗に見えるシルエットに仕上げる為に、沢山の型紙をおこし、様々な角度を模索していきました。
試行錯誤の結果、マチ幅7cmが良いと思い、サンプル製作をしたところ、収納力は抜群なのですが、どうしても下部が重たくなり、重要視していたスマートさを感じられませんでした。そこで、マチの最下部を1cm細くし、中央部が自然とたわむ原理を利用することで、求めていたベストバランスが完成しました。

“全てを想定した上で作り上げたポケット達”

次に、トートバッグとして重要となる「使い勝手」を、実際仕事をする上でどんなアイテムを使うか、事例を挙げながら検討していくことにしました。
当時、我々が持ち歩くアイテムは、財布・手帳・メモ帳・名刺入れ・ペンケース・携帯・B4ファイル・電卓・メガネケース・キーケースなどがあり、最低限これらをきちんと収納出来る様、作り込まなければならないと思いました。

その中でも大切にしたのは、小物を収納するポケット。 私自身の体験から、その重要性を再認識したのですが、鞄の中で携帯がなっているのに、探している間に電話が切れてしまい、その後すぐに折り返しをしても先方に繋がらなかったという経験が何度もありました。
大切なビジネスチャンスを逃さない様に、という思いから何が何処に入っているか、一目で分かるレイアウトにこだわり、『ポケットに小物を入れる事により、必然的に整理整頓ができてしまう』機能性と使い勝手を重視し、こだわり抜いたポケットに仕上げていきました。

“機能とデザインを両立させたハンドル”

さらに、鞄において一番酷使する箇所であるハンドル。形状は鞄本体とのバランスを考慮し、四角く平らにすることで決定しました。
初期のハンドルは、スマートさに重点を置いていた為、薄い芯を入れたシンプルな作りにしていました。しかし、鞄自体を常に使用することで、ハンドルがくたびれて見えるようになってしまい、早急な仕様の見直しを迫られました。
ハンドルに対し、均一に芯を入れていましたが、実際にグリップすると力のかかり方が均一ではない為、握った際にハンドルの形状が崩れることで、革が傷みやすくなっていました。「より持ちやすく、永く使えるハンドルとは?」という点をさらに追求していくと、芯の入れ方に検討の余地がありました。
そこで、ハンドル中央により厚い芯を入れ、鞄を持つ際、ハンドルが重なる厚みで、より握りやすく持てる仕様に変更。 鞄とハンドルの設置面も、ミシンを縦横にしっかりかけ、仕上げにハンドステッチを施すことによって、持ちやすく耐久性に優れ、機能性とデザイン性を兼ね合わせたブルックリン独自のハンドルが誕生しました。

鞄においても、さらにコーディネートが綺麗に見えるカラーを身に付けることで、仕事をより楽しく彩る<1つのツール>として、コーディネートが綺麗に見えるカラーを取り揃えました。

“靴やベルトと同じ様に、鞄もシーンによって使い分ける” 

「使う楽しさ」を常に追求し続けるブルックリンだからこそ表現できたトートバッグなのです。